自律神経失調症

めまい、血圧の乱高下、イライラ、不安感、便秘や胃痛、息苦しさ、動悸、耳鳴り、肩こりや腰痛…。こうした自覚症状があるにも関わらず、西洋医学的には原因不明の場合、「自律神経失調症」と診断されることが多いのが現実です。症状は人によって違い、その人の弱い箇所に症状が現れやすかったり、出る症状が変化したり、その強さに波があったりするのも特徴的です。

原因01

過労やストレス

過労やストレスで脳が休めなくなり、自律神経が乱れてしまったことが原因としてあげられます。

原因02

交感神経の興奮

自律神経の中枢である脳の視床下部は、不安や怒りなどの中枢である辺縁系と深く関係しているため、精神的な症状も現れやすくなります。

治療法

薬には依存性や副作用がありますが、鍼灸治療にはこうしたものはありません。さらに、鍼灸治療は、脳の視床下部に作用して、自律神経の乱れを整える効果を期待できます。