このような症状でお悩みではありませんか?
- 月経異常
- 生理痛
- 不妊
- 更年期障害
- 骨密度の低下
- 肌荒れ
- 情緒不安定
- 不眠 など…
一見バラバラで相関関係がなさそうな症状ですが、上記はすべてホルモン値の異常によって引き起こされる不調です。
上記のような症状でお悩みの方は、鍼灸治療でホルモンバランスを整えることでつらい症状が改善されるかもしれません。
ホルモン値異常とは?
ホルモン値異常とは、ホルモンの分泌量が基準値を上回ったり下回ったりしている状態です。ホルモンは、成長や代謝、免疫など私たちの健康維持に欠かせない役割を担っています。
女性ホルモンのバランスが乱れると、生理不順や肌荒れ、情緒不安定などさまざまな症状が現れます。また、甲状腺ホルモンのバランスが乱れると、動悸や多汗、疲労感などの症状が現れます。
【FSH(卵胞刺激ホルモン)の基準値】
男性 | 2.0〜8.3 |
---|---|
女性 | 卵胞期:3.0~14.7 排卵期:3.2~16.7 黄体期:1.5~8.5 閉経後:157.8以下 |
ホルモン値異常は、血液検査で調べられます。
不妊症に関わる主なホルモン
脳の下垂体 | FSH(卵胞刺激ホルモン) | 卵巣を刺激して卵胞を成熟させる。数値が高いと卵巣機能の低下が疑われる。 |
---|---|---|
LH(黄体形成ホルモン) | 卵巣を刺激して排卵を促す。排卵日前を正確に測る指標。 | |
卵巣 | E2(エストラジオール/エストロゲン) | 卵子の成熟度の指標。子宮内膜を厚くしたり、子宮頚管粘液を分泌させて精子を通しやすくする作用もある。 |
P4(プロゲステロン/黄体ホルモン) | 受精卵が着床しやすい状態を作る。妊娠を継続するのに必要。 |
ホルモン値異常の原因
ホルモン値異常の原因は多岐にわたりますが、一般的には以下のようなものが考えられます。
- ストレス
- 生活習慣の乱れ
- 栄養の偏り
- 体の冷え
- 加齢
- 甲状腺などの疾患
ホルモン値異常は、生活習慣によって引き起こされることも珍しくありません。なるべくストレスフリーな生活を心がけてください。睡眠不足や偏った食生活にも注意が必要です。
ホルモン値異常による不調を放置すると、自律神経失調症など他の疾患につながるリスクがあります。不調を感じたら、我慢せずに専門家へ相談しましょう。
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【東洋医学版】ホルモン値異常の原因
東洋医学では、気(き)や血(けつ)、水(すい)のバランスが乱れると、ホルモン値異常が表れると考えます。女性ホルモンの材料といわれている血は、特に重要です。
気 | 生きるために必要なエネルギー |
---|---|
血 | いわゆる血液 |
水 | 血液以外の水分(汗やリンパ液など) |
また、腎(じん)の機能もホルモン値異常に関与すると考えられています。腎は、西洋医学でいう腎臓と似たはたらきを持っていますが、別の臓器です。泌尿・生殖器系や免疫系、成長・発育に関する働きを担っています。
加齢やストレスによって腎の働きが弱ると、卵巣機能が低下し、ホルモン値異常につながると考えられています。
ホルモン値異常の改善方法
ホルモン値異常がある場合、医療機関で診断や治療を受けることが一般的です。内服薬やホルモン注射によって、ホルモンバランスを整えます。
また、栄養バランスのとれた食事や良質な睡眠、適度な運動も大切です。食事は、タンパク質とビタミン、ミネラルを積極的に摂取し、糖質は控えめにしましょう。タバコやお酒も控えることをおすすめします。
【東洋医学版】ホルモン値異常の改善方法
東洋医学では、鍼灸治療や漢方薬を用いてホルモン値異常を改善します。
漢方薬は、腎の機能異常の場合は、六味地黄丸(ろくみじおうがん)や牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)がおすすめです。血の滞りが原因の場合は、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や加味逍遙散(かみしょうようさん)が適しているでしょう。
鍼灸治療では、自律神経を整えるツボや血行を改善するツボ、腎のはたらきをよくするツボを刺激することで、ホルモン値異常の改善を目指します。ツボについては、のちほど詳しく紹介します。
鍼灸でホルモン値異常を改善するメリット・デメリット
鍼灸治療は、変化を感じるまでに時間を要する場合がありますが、根本からホルモン値異常の改善を目指せる点が魅力です。
メリット | デメリット |
---|---|
◯副作用がほぼない ◯ストレス軽減効果がある ◯体質(根本)からの改善が目指せる |
✕保険が適用されない ✕変化を感じるまでに時間がかかる場合がある |
鍼灸治療は、ツボを刺激したり温めたりすることで、ホルモン値異常の改善を目指します。特定のツボに治療を行うことで、血の流れが改善されたり、腎の機能が上がったりします。
つらい症状を直接抑える対症療法ではなく、ホルモン分泌を調整する根治療法のため、根本かつ長期的な改善が期待できます。また、薬に頼りすぎない治療のため、自然療法や代替医療を希望する方におすすめです。
鍼灸治療には、ストレス軽減効果や自律神経を整える効果も期待できるため、ホルモン値異常によるつらい症状も同時に改善できます。変化を感じるまでに時間がかかる場合がありますが、根本から徐々に体質が改善されている証拠です。
鍼灸治療は、「薬に頼りすぎたくない」「ホルモン値異常もつらい症状も改善したい」「ストレス解消方法が分からない」という方におすすめです。
ホルモン値異常に関するよくある質問
- Q.睡眠不足はFSHに影響しますか?
- A.睡眠不足は、FSHやLH(黄体形成ホルモン)の分泌を乱す可能性があります。睡眠時間を確保するのはもちろんのこと、睡眠サイクルも整えることが大切です。
- Q.妊活中は大豆を食べないほうがいいですか?
- A.基本的には、食べて大丈夫です。妊活中に大豆イソフラボンを過剰摂取すると、ホルモンバランスが崩れる恐れがあると言われています。しかし、食事から適量摂取する分には問題ないとされています。
- Q.FSHを下げる方法はありますか?
- A.病院での治療(薬の服用や注射)のほか、鍼灸治療にもFSHを下げる効果が期待できます。また、生活習慣や食生活を整えることも効果的です。
Te to Teは“美容&不妊治療”に特化した鍼灸サロン
Te to Teは、三重県では数少ない美容と不妊の鍼灸治療に特化した鍼灸サロンです。国家資格を持つ身体のプロが、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの全身治療を行うことで、ホルモン値異常や不妊を改善します。
施術実績は8万人以上と、東海圏屈指レベルです。また、完全個室かつ女性の方が心地よく過ごしていただけるようなおしゃれで清潔感のある空間をご用意しております。
鍼灸が初めての方でもリラックスしてお過ごしいただけます。ご相談のみでも大歓迎ですので、ぜひお気軽にお越しください!
Te to Teのホルモン値異常の治療法
鍼灸治療は、自律神経を調整する力を持っています。鍼でツボ(知覚神経が集まっている敏感な場所)を刺激すると、その情報が脳の視床下部にも伝わり、副交感神経(緊張では無くリラックスモードに働く神経)を優位にすることができるのです。こうして自律神経を整えることで、ホルモン分泌も正常へと導いていきます。
また、鍼灸や整体により血液やリンパ液の流れを改善することで、妊娠に向けたカラダ作りを後押ししていきます。
Te to Teスタッフおすすめのツボ
ホルモン値異常の改善には、ツボ押しやお灸によるセルフケアもおすすめです。どちらも自宅で簡単に行えて気持ちいいので、ぜひ試してみてください!
三陰交(さんいんこう)は、女性ホルモンの分泌を調整するツボです。血海(けっかい)は、婦人科系の不調や血の流れを調整します。関元(かんげん)には、腎のはたらきを助け、身体を温める作用があります。
ツボ押しであれば、今すぐにでも実践できます。ツボ押しは、気持ちがいいと感じる程度に5秒間優しく押しましょう。1つのツボにつき3〜5回繰り返すのがおすすめです。
温熱刺激によってホルモン活性化が期待できるお灸もおすすめです。ホルモン値異常の改善効果が期待できるだけでなく、温熱効果によってリラックスできる点も魅力です。1日1回、各ツボにお灸をしてあげてください。
お灸は、どなたでもご自宅で気軽に行えます。Te to Teでも販売しておりますので、ご興味がおありの方はお気軽にお声掛けください。
Te to Teのネットショップでもお灸を販売中です。いつでもどこからでもお気軽にお買い求めいただけます。
【まとめ】ホルモン値異常は鍼灸で根本から改善!
ホルモン値異常は、鍼灸治療で改善できる可能性があります。鍼灸治療は薬を使用しないため副作用がなく、根本からの改善が期待できる点がメリットです。
ホルモン値異常を放置すると、つらい症状が悪化する可能性や別の疾患を引き起こす可能性があります。そのため、早めに専門家に相談することが大切です。
Te to Teには、婦人科系疾患の治療実績が豊富なスタッフが在籍しています。小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。
鍼灸でホルモン値異常を改善し、健康的で前向きな日々を過ごしましょう!